保育士歴20年 現在パン屋が語る「保育の歩み方」

元保育士・カウンセラー・相談員・現在パン屋

保育士辞めたい・・・一番辛い時期はいつ?

急に夏が去り秋を飛び越えて冬の始まり?

そんな気温の変化と秋の空を眺めながら考えた。

 

先生を辞めたい!辛い!

そう思う時期っていつが一番かな?

 

まず考えられるのは 5月から6月。

入園後のバタバタからだいぶ落ち着いてきてもなお、保育室に入れない子どもを

何度も何度も繰り返し園庭に迎えに行く・・・無視・・・。

でも置いていくわけにはいかないから、説得し抱っこし連れて帰る。

 

靴を履き替えるその瞬間  逃走!

全身の力が抜けた経験ありますか? そして保育室を覗けば大変な状態に!!

 

担任がいないのだから当たり前のように無法状態・・・。

 

そして逃走ちゃんは笑顔で逃げる。

 

これ、いつまで続くの? このままずっとこれなのかな?

 

そんなことを考えてしまったら、辞めたい、意味が分からない、何してるんだろう?

 

そこに落ちてしまいますよね。

 

この時期 誰かに助けてもらいたい んです。誰かに・・・

 

「見てるからお部屋の子どもたちのところに行ってらっしゃい。」と背中を押してもらえたら、どんなに安心できるか。

 

 

幼稚園・保育園のダメなところはここに人材がいないこと!

担任でもなく正規の職員でなくてもいいから、資格をもって子育てしていて経験がある

そんな方たちをここに投入してほしい。

 

その投入されたパートの先生も勉強してほしい。いわゆるグレーゾーンのお子さんに対する接し方を学んで無理やり部屋に入れない。良い・悪いをはっきりわかりやすく

単的に伝える。

外遊びが多くてもある程度納得するまで見守る。

 

その間に担任は自分の保育室をまとめる。その子が部屋に来られるようになった時に

落ち着いて対処できる空気を作れるか・・・ここが勝負なんです。

 

ここで孤独を味わい、どうにもならないほど落ち着かないクラスになってしまうと

 

深い深い悩みの穴に落ちていきます。

 

では、どうすればいいか・・・。

 

外部の人間を頼りましょう!

 

助けてくれない園内で誰かを頼るのは無理。そういう職場だからです。

 

だったら経験豊富などこかの先生に悩みをぶつける。

解決方法を教えてもらう。

これが最適な解決方法なんです。

 

私はそういう勉強会を行っている某大学の〇〇先生に助けていただきました。

(ご本人に許可を得ていないので、お名前は控えています)

 

解決法ってあるんです。

勉強するって大切なんです。

今までの概念が吹っ飛び霧が晴れるような瞬間があるんです。

 

次回はそんな体験談をお話しますね。 つづく